アガペ会について

会長あいさつ

わが国が高齢化社会に突入し、手探りでその対応策を摸索し混乱を極めていた1987年に、アガペ会は高齢者医療の専門病院・北中城若松病院として誕生した。創設理念は、『老いていく方々に共感を持ち、その方々の体と心と魂をも支えていく病院』である。志を同じくする多くの職員が集まり、地域の方々に支えられて、ここまで歩んで来ることができた。

 

高齢者がたとえ疾病や障害を持っているとしても、地域で家族と共に生きていく事を望んでいるのであれば、入院医療のみではなく、退院した高齢者を、地域や家族の中で支える努力は必然である。その活動を進めていく中で、アガペ会の視点は、在宅の高齢者のみならず、地域全体の疾病管理・予防、介護予防更には健康増進へと展開して来た。

 

現在アガペ会は、ファミリークリニックきたなかぐすくを基軸に、訪問看護・介護・リハビリ、通所介護・リハビリ等から構成され、地域医療・保健・福祉を支える地域医療支援センターと、入院・入所が必要な慢性(亜急性も)疾患高齢者の専門医療・保健の役割を担う、若松病院及び若松苑の二部門の活動をしている。

 

アガペ会創設以来の20年を顧みる度に、そこに常に生きて働いている神の愛(アガペ)を実感せざるをえない。私達を愛して下さっている神は、『私が貴方がたを愛したように 貴方がたも互いに愛しあいなさい』と教えて下さっている。私達は地域の方々ひとりびとりに、アガペの愛でもって仕えていきたい。

 

特定医療法人 アガペ会 会長
田頭 政三郎

理事長あいさつ

2017年4月、北中城若松病院は設立30周年を迎えます。

認知症になっても安心して医療を受けられるようにと始まった当院は、認知症病棟、内科一般病棟、回復期リハビリ病棟、神経難病や意識障碍者のための病棟、重度の寝たきりの方のための病棟と機能分化しました。また、在宅医療と介護を支えるために、介護老人保健施設若松苑、デイケア(通所リハビリ)とデイサービス(通所介護)、認知症デイケアとデイサービス、小規模多機能施設、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ、グループホーム、ケアプランステーションを法人内に開所し、その方の必要な医療とケアを提供できる体制を整えてきました。2014年には、独居や老夫婦世帯の方を支えるために高齢者住宅を開所、2016年は、宜野湾市の老人福祉センターの管理を受託し、法人全体で「年を取っても障害を負っても安心して生活できる地域づくり」を目指してきました。高齢者や障碍者にとって「医療」と「介護」は生活と人生を支える大きな柱です。法人にとっての「医療」の中心は北中城若松病院です。当院は、これからも、近隣の急性期病院や介護施設を含む法人内外と医療・介護機関と協力して、「助ける医療」から「支える医療」までそれぞれのステージに応じて、医療を提供できるように努力し続けます。

職員数も増え、医療濃度が濃くなっても 私たちの想い(理念)は変わりません。「何ごとでも自分にしてもらいたい事は、他の人にもそのようにしなさい(聖書)」団塊の世代の高齢化に伴い、多様化、個別化した医療とケアのニーズをかなえていくために、療養者やそのご家族もチームの一員として迎え、共に歩んでいきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

特定医療法人 アガペ会 理事長
涌波 淳子

アガペ会の理念

アガペ会は、これまでの歩みの中で、常に神様の見守りの中で育まれてきました。
神様は、アガペ会に関わるすべての者、誰に対しても、信仰の有無を問わず、見返りを求めない愛を豊かに注がれました。
そしてその中で御旨により、多くの人財、事業が与えられてきました。
このことはアガペ会に特別な使命が与えられていることを示すものと確信します。
それは、アガペ会が、神様から多くの愛を受けたように、病んでいる方、老いた方、障がいを持った方を含む地域社会のすべての方に、愛を尽くし、自らの与えられた力を充分に活用しつつ、共感、共生する 社会の実現に向け、互いに支え合いながら感謝をもって生きてゆくことだと信じます。

アガペ会のロゴマーク

ロゴマークの赤色は愛をイメージしたもので、全体を赤系一色にすることで愛がすべてにおいて第一のものであることを表現しています。

デザインの基本である三つの楕円の中で左の小さい楕円が神、真ん中の楕円が職員、一番大きな楕円が利用者、家族、地域を表したものです。

それぞれの楕円の色の濃淡を変えることで神の愛が源となって、私たち職員を通して広がっていく様を表現しています。

「アガペに生かされ、アガペに生きる」との法人理念のように、神と人々との間に位置する私たち職員が神の愛に生かされつつ、その愛に基づいて療養者や利用者、家族、地域の皆様への働きを広げていきたいと願っています。

円の形を楕円にすることで、愛の永遠性や完全性のイメージを保ちつつも、利用者の皆様のニーズに応えていく、柔軟さや温かさ、常に働きかけ続ける愛の動性を表現しています。

心から家族を愛する人が、その時のニーズに合わせて様々な対応を試み、解決をはかるように、私たちの働きも家族の皆様の心に添うものとなり、必要に応じて柔軟に対応したいと思います。

ロゴマークのデザインのもう一つの構成要素は上下左右に交差した二重線です。この上下左右の二重線は関係を表しています。

上下の線は神と人、親と子などの縦の関係を示すものです。どんな関係でもそれが安定し、良いものとなるためには、秩序と調和が重要で、その要になるのが縦の関係です。秩序を大切にしながら、赤ちゃんから高齢者の方々に至るまで、たとえ病気や障害を抱えていても、一人ひとりが守られ、生かされる関係を構築していきたいものです。

左右の横線は兄弟と兄弟、家と家、地域と地域など人と人との横の関係を表しています。

縦の責任所在が明確にされた中で、お互いが助け合い支えあう協力関係を結ぶことができれば、家庭も地域もさらに豊かにされていきます。

愛を中心にしながら、アガペ会の働きが上と下の縦の線、人と人の横の線を結んでいき、健全な家族、地域づくりに貢献できるように努力します。

二重線は私たちの働きと関わり方が独りよがりや一方的なものに陥ることなく、愛し愛され、助け助けられ、生かし生かされる双方向の健全な関係の中で進めなければならない事を表しています。そのためにアガペ会はコミュニケーションを大切にします。

上下左右の二重線が仕切りになって楕円が四領域に分けられています。これは私たちの提供す四つのケア、すなわち、霊的ケア、精神的ケア、身体的ケア、社会的ケアを示すものです。私たちは利用者のニーズにトータルに取り組み、全人的ケアを実践していきます。

最後に英語のAgapeをデザインの一つとして表記したのは、法人の名前を示すため、また国際社会のなかにあって、私たちが何に基づいて生き、働いているのか、また何を目指しているのかを示すためです。

私たちアガペ会はロゴマークに込めた思いを胸にこれからも邁進していきたいと思います。

アガペ会の沿革
内容
昭和62年
(1987年)
4月 保険医療機関指定(北中城若松病院開院)118床
4月 病院 頭部CT 導入
9月 病院 運動療法施設基準 承認
昭和63年
(1988年)
8月 病院 223床へ増床
平成1年
(1989年)
1月 病院 全身CT 導入
平成2年
(1990年)
3月 医療法人アガペ会設立
平成7年
(1995年)
4月 老人保健施設若松苑 開設(入所100名 通所(デイケア)30名)
5月 訪問看護ステーション若松 開設
7月 北中城村在宅介護支援センター 受託
平成8年
(1996年)
8月 老健 夜間デイケア 開始
平成9年
(1997年)
4月 創立10周年記念式典
10月 老健 365日デイケア 開始
11月 病院 作業療法施設基準 承認
平成11年
(1999年)
4月 チャプレン室設置
5月 身体拘束廃止運動『抑制ゼロ努力宣言』 開始
9月 病院 ヘリカルCT 導入
10月 居宅介護支援事業所若松 開設
平成12年
(2000年)
1月 ヘルパーステーション若松 開設
3月 老健 デイケア→デイサービスへ変更
9月 ファミリークリニックきたなかぐすく 開設
9月 通所リハビリテーションきたなかぐすく 開設
9月 ケアプランセンター ゆい 開設
平成13年
(2001年)
2月 人事考課準備への取組みスタート
3月 沖縄県認知症研修施設 受託
9月 病院 精神科作業療法施設基準 承認
平成14年
(2002年)
4月 病院 言語聴覚療法施設基準 承認
平成15年
(2003年)
4月 財税第149号により、特定医療法人承認
7月 老健 パワーリハビリテーション開始
平成16年
(2004年)
4月 新臨床研修医制度 初期臨床研修協力施設承認(群星沖縄・Rymic)
4月 人事考課準備室設置
5月 リスクマネージャー配置
6月 グループホームわかまつ 開設
7月 病院 重度認知症患者デイケア(Ⅱ)施設基準 承認 (定員25名)
9月 居宅介護支援事業所若松 閉所
9月 ケアプランステーション ゆい へ名称変更
9月 法人内敷地内完全分煙スタート
11月 通所リハビリテーションきたなかぐすく 2単位へ変更
平成17年
(2005年)
3月 病院 日本医療機能評価機構認定 (認定第JC423号)
平成18年
(2006年)
3月 老健 ISO9001品質マネジメントシステム認証取得
3月 グループホームわかまつ ISO9001品質マネジメントシステム認証取得
4月 病院 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ) 施設基準承認
病院 運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 施設基準承認
4月 北中城村地域包括支援センター 受託
4月 歯科衛生士配置
管理会計スタート
9月 老健 音楽療法 開始
9月 法人内敷地内完全禁煙スタート
9月 ファミリークリニックきたなかぐすく 訪問リハビリテーション開始
10月 中部福祉保険所より完全禁煙施設(1-A) 認定
11月 病院 労災保険指定医療機関指定
12月 北中城村認知症予防事業 受託・開始
平成19年
(2007年)
4月 理事長の交代及び会長の就任(涌波理事長就任 田頭会長就任)
4月 創立20周年記念式典
6月 ケアプランステーション りん 開設
11月 第1回 偲ぶ会 開催
平成20年
(2008年)
2月 病院 ヘリカルCTマルチスライス型装置 入替
3月 グループホーム若松ぎのわん 開設
3月 認知症デイサービス若松ぎのわん 開設
3月 北中城村地域包括支援センター 受託契約終了
北中城村在宅介護支援センター 受託契約終了
3月 病院 オーダリングシステム導入
4月 病院 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ) 施設基準承認
10月 小規模多機能ホーム若松きたなかぐすく 開設
平成21年
(2009年)
1月 病院 レセプトオンライン請求 開始
1月 7.5時間勤務から8時間勤務へ移行
平成22年
(2010年)
2月 病院 日本医療機能評価機構Ver6認定 (認定第JC423-2号)
平成23年
(2011年)
3月 小規模多機能ホーム若松ぎのわん 開設
5月 病院 慢性期医療協会機能評価認定 (認定第00016号)
10月 宜野湾市地域包括支援センターふてんま 開設
平成25年
(2013年)
4月 デイサービスきたなかぐすく 開設
8月 北中城若松病院 沖縄県認知症疾患医療センター指定
11月 沖縄県ワークライフバランス企業認証
平成26年
(2014年)
4月 地域医療支援センターから地域医療包括ケアセンターへ名称変更
7月 高齢者複合住宅 完成(ふれあいの里)
7月 サービス付き高齢者住宅 アガペファミリエ開設
7月 住宅型有料老人ホーム ケアホームアガペ開設
7月 ファミリーデイサービス アガペ開設
7月 訪問看護ステーション若松 ふれあいの里へ移転
7月 ヘルパーステーション若松 ふれあいの里へ移転
7月 ケアプランステーションゆい ふれあいの里へ移転
8月 ファミリークリニックきたなかぐすく ふれあいの里へ移転
平成27年
(2015年)
2月 病院 日本医療機能評価機構 機能評価 3rdG:Ver.1.0認定
平成28年
(2016年)
3月 第2病棟(精神科) 48床
介護保険 ⇒ 医療保険(認知症治療病棟入院料1)へ基準変更
4月 涌波淳子院長 より 當銘正彦院長 へ交代
4月 第6病棟
回復期リハビリ病棟入院料2⇒回復期リハビリ病棟入院料1へ基準変更
4月 宜野湾市老人福祉センター(赤道・伊利原)委託管理運営開始
11月 ケアプランステーションりん休止
平成29年
(2017年)
4月 アガペ会30周年
9月 アガペ会30周年記念コンサート・講演会
平成30年
(2018年)
3月 病院・老健電子カルテシステム稼働
5月 若松苑 泉川良子施設長より國吉孝夫施設長へ交代
10月 アガペ会 健康サポート室設置
平成31年
(2019年)
令和元年
(2019年)
3月 病院・老健電子カルテシステム稼働
1月 病院 全身用X線CT診断装置 入替
5月 病院 第1病棟
急性期一般入院料5⇒急性期一般入院料4へ基準変更
令和2年
(2020年)
2月 病院 日本医療機能評価機構 機能評価 3rdG:Ver.2.0受審
2月 病院 日本医療機能評価機構 機能評価 3rdG:Ver.2.0認定
4月 アガペ会 田頭政三郎会長 瑞宝小綬章受章
4月 若松苑 國吉孝夫施設長 より 涌波淳子施設長 へ交代
一般事業主行動計画

一般事業主行動計画

一般事業主行動計画(次世代育成支援推進対策法)

「次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画」
次代の社会を担う子どもの育成について、男女が分け隔てなく積極的に関わることができるよう環境を整えるため、次のように行動計画を策定する。

1.計画期間

2020年4月1日~2025年3月31日

2.目標

男性の育児休業取得者を2020年4月から2022年3月までの2年間で各年度1名。
2022年4月から2025年3月までの3年間で各年度2名とする。

3.内容

(1)男性職員に対するリーフレットの配布
配偶者が出産した(出産する)男性職員に対し、育児休業の仕組みをわかりやすく説明したリーフレットを配布し、男性の育児休業取得を促進させる。

(2)男性の育児休業取得に関する管理職向けの研修の実施
男性の育児休業取得に対する管理職の理解を深めるため、制度の概要やその意義に関する研修を実施し、男性が育児休業を取得しやすい雰囲気を醸成する。

(3)取得期間の長期化に向けた制度づくり
単に男性が育児休業を取得するだけでなく、その取得期間を少しでも長期化するための新たな制度づくりに向けて検討会議を開く。これまでの活動における成果や課題を振り返り、男女の育休取得期間の差を縮小できるような具体的なプランを提示していく。

一般事業主行動計画(女性活躍推進法)

「女性の活躍を推進するための行動計画」
女性が活躍できる職場環境の整備に向けて、次のように行動計画を策定する。

1.計画期間

2020年4月1日~2025年3月31日

2.各項目における目標と内容

①女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供
  • 目標
    女性管理職(課長級以上)の割合を30%以上とする。
  • 内容
    (1)人事考課制度の抜本的な見直し
    現行制度の課題を検証し、性別によって不公正な評価に陥りやすい基準があれば精査して新しい人事考課制度を構築していく。
    (2)女性職員に対するキャリア研修の実施
    希望者に対し、女性管理職を講師として実体験に基づいた研修を実施し、目に見えない不安を解消する
    (3)次世代リーダー育成のためのプロジェクトチームの結成
    次世代リーダーを育成するためのプロジェクトチーム内で、女性管理職の増加を阻む課題を抽出し、目標達成に向けた次のステップを検討する。
②職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備
  • 目標
    女性の平均継続勤務年数を男性と同水準の14年とする。
  • 内容
    (1)退職理由の分析
    退職理由を男女別に分析し、統計化することで、家庭生活との両立が困難な場合の対応策を具体的に検討していく。
    (2)介護離職防止に向けた介護休業制度の活用
    社会問題となっている介護離職防止に向けて、介護休業制度を積極的に活用できるよう周知を図り、退職率の減少に努める。また、介護休業を取得しやすい制度にするための弾力的な運用についても議論していく。

3.女性の活躍に関する情報公表

公開データ