北中城若松病院
診療案内
外来担当医表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
内科 | 午前 | 涌波優 | 荒井 | 喜屋武 | 久志 | 當銘 |
午後 | − | − | − | − | − | |
精神科 (認知症関連) ※新患は完全予約制です |
午前 | − | 白潟 | 白潟 | 田頭 | 石田 |
午後 | 白潟 | 平良 | − | 白潟 | − |
※基本の診療担当医体制は上記のようになっております。
※都合により担当医が変更になる場合もあります。ご了承ください。
※初めて精神科(認知症関連)、もの忘れ新患を受診される方は、完全予約制になっておりますので、ご連絡ください。
※詳しくは電話にてお問合せください。098-935-2277
※令和5年4月1日より外来受診時のマイナ保険証の提示に関する『医療情報・システム基盤整備体制充実加算』の算定を開始します。
初診、再診時に窓口でのマイナンバーカードの提示の有無により料金が変わります。
受付・診療時間
受付時間
内科午前:8時30分~12時
精神科:完全予約制
診療時間
午前:9時~12時30分
午後:精神科のみ 14時~17時
休診日
土日・祝祭日、12月31日~1月3日
名誉院長あいさつ

当院は田頭政三郎会長が、悲惨な境涯に置かれている認知症の老人を、何とか豊かな最期を送って貰いたいという一念から、精神科病院として1987年に118床でスタートした病院で、開設から35年の年月を数えます。
涌波淳子理事長が1997年にバトンを引き継いでから、診療所の開設や高齢者の生活支援のサービス事業等を次々に開拓してアガペ会と統べて発展する中で、現在223床の当院は2022年7月から、地域包括ケア病棟を併設する235床(許可病床249床)の病院へと事業の拡大を予定しています。
県立病院を卒業した私は2015年に当院に入職し、翌2016年から6年間にわたり院長職に携わってきましたが、我が国における高齢者医療、認知症医療の困難な問題の奥の深さと多様性を痛感する日々でした。それでも溌剌と働く職員に囲まれて、いつもながら本当に楽しく仕事をしています。
そして2020年、那覇市立病院から喜屋武幸男先生を迎え入れ、本年4月、彼に院長職を引き継ぐことになりました。図らずも私の方は名誉院長、身に余る処遇頂き、もう暫くは当院での職務に邁進したいと思う所存です。
かたや東の窓外には世界遺産の「中城城址」を眺望し、こなた西の膝元には重要文化財民家に認定される「中村家」に隣接する閑静の地で、高齢者医療および認知症医療のより良いあり方を、これからも精進しながら模索して行きたいと思います。
2022年4月1日
北中城若松病院 名誉院長 當銘 正彦
病院長あいさつ
このたび 當銘正彦先生の後任として北中城若松病院院長を拝命致しました喜屋武幸男と申します。就任のご挨拶を申し上げます。
私は沖縄県立病院や那覇市立病院で呼吸器内科医としての診療業務に邁進し、2020年4月に北中城若松病院に副院長として迎えていただいてからの2年間も無我夢中で勤めて参りました。COVID-19の蔓延したこの2年間ほど世界的に医療体制の危機を迎えたことは無かった事と思います。感染対策のために、家族、親族、友人とのつながりにも多大な影響が生じてしまいました。とりわけ疾病を負い、ただでさえ苦痛と孤独にさいなまれる患者さんとそのご家族にとってこれほど辛い時期はなかったと思います。 その中でも、私共のアガペ会はその理念に掲げております「神の愛に生かされ、神の愛に生きる」のモットーに則り 療養者とそのご家族のご負担を少しでも和らげて差し上げたいと努力して参りました。
COVID-19の蔓延状態はまだまだ長きにわたり続くものと予測されておりますが、そのような中、救急病院の診療を後方支援として陰で支え、また地域住民の皆様の健康管理を支援するという意味での当北中城若松病院の果たすべき役割や求められている期待も年々大きくなってきております。私も新院長として、微力では御座いますが地域の医療・福祉に貢献致したく、全力を尽くす所存で御座いますので、益々のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。
2022年4月1日
北中城若松病院 病院長 喜屋武 幸男
理念
老いていく人達に共感をもち、この方達の身体と心と魂をも、ともに支えていける病院。
基本方針
「何事でも自分にしてもらいたい事は、他の人にもそのようにしなさい」 (聖書 マタイ7章12節)
- 必要かつ十分な医療をめざします。
- 個人の尊厳を尊重した医療サービスをめざします。
- 療養生活すべてがリハビリテーションととらえ、療養者の豊かな生活実現のために努力します。
- 社会資源を十分に活用し、御家族、地域社会と協力、連携を取ることで、家庭復帰やより適切な生活の場を考えます。
療養者の権利と責任
療養者の権利
- 個人の人格を尊重した医療やケアが受けられます。
個人の人格、価値観などが尊重され、医療従事者との信頼と協力関係のもとで医療やケアを受けることができます。また、終末期ケアを受ける際もできる限り個人の尊厳が保たれ、あらゆる可能な助力を受けることができます。 - 必要な医療やケアを平等に受けられます。
社会的身分・人権・宗教などの差異、または障害の有無に関わらず、必要な医療やケアを平等に受けることができます。 - 充分な情報を得ることができます。
ご自分が受けている医療やケアについて、理解できるまで説明を求めることができます。またご自分の診療録の開示を求めることができます。 - 自己決定が尊重されます。
充分な説明と情報提供を受けた上で、自由な意思にもとづいた治療方法の選択、決定が尊重されます。また自己決定の際に、主治医以外の意見(セカンドオピニオン)を求めることができます。 - 個人の情報は守られます。
診療に関する個人の情報は守られます。ご本人の承諾なくして、直接関わる医療従事者以外の第三者に対し開示されることはありません。ただし法的義務のある場合や生命の危機に瀕する場合は、その限りではありません。
※なお療養者ご本人が、明確な意思表示をできない場合でお困りの際は、医療福祉相談課または病棟課長に遠慮なくご相談ください。
療養者の責任
- 安全でより良い療養生活をおくるために、あなたの身体の状態、精神的状態、過去の治療経験と結果、アレルギーの有無などについてお知らせください。
- 治療やケアの方針について、分からない事は遠慮なく質問をし、正直な気持ちをお知らせください。そして、納得と同意の上で決まった治療やケアの方針についてはご協力ください。
- 療養生活の中で不安や疑問を感じたら、速やかに病棟責任者にご連絡ください。
当院は次の施設基準に適合している旨、届出を行っています。
《診療科》
《基本診療料・施設サービス等》
入院料及び施設サービス費
- 地域包括ケア病棟入院料2
第1病棟 内科51床 (療養病床) - 認知症治療病棟入院料1
第2病棟 精神科34床 (精神病床) - 特殊疾患病棟入院料1
第3病棟 内科54床 (一般病床) - 特殊疾患病棟入院料2
第5病棟 精神科60床 (精神病床) - 回復期リハビリテーション病棟入院料1
第6病棟 内科36床 (療養病床)
基本診療料等の施設基準に係る届出
- 医療安全対策加算1
- 感染対策向上加算3
- 診療録管理体制加算1
- 体制強化加算1
- 認知症夜間対応加算
- 認知症ケア加算2
- 精神科身体合併症管理加算
- データ提出加算2
- 地域包括ケア病棟に係る看護職員配置加算
特掲診療料等の施設基準に係る届出
- 脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
- 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 精神科作業療法
- 重度認知症患者デイケア
- がん患者リハビリテーション料
- ニコチン依存症管理料
- 薬剤管理指導料
- CT撮影画像診断
- 認知症患者リハビリテーション料
- 医療保護入院等診療料
- 二次性骨折予防継続管理料2・3
入院時食事療養
- 入院時食事療養(Ⅰ)及び特別管理の届出による食事提供
北中城若松病院 医療及び介護安全管理指針
病院の理念に基づき、当院における事故を未然に防ぎ、安全かつ適切で質の高い医療及び介護サービスを療養者に提供することを目的に、下記の 『北中城若松病院 医療及び介護安全管理指針』 を定め、積極的に取り組んでおります。
カルテ開示について
当院では、療養者様のカルテ開示(診療に関する情報提供)を行なっております。
わからないことや相談したいことがありましたら、医療福祉相談課(ソーシャルワーカー)までご遠慮無くお申し出ください。
病棟の掲示板に下記ポスターを掲示しております。

各種認定
病院機能認定
日本医療機能評価機構認定病院
日本慢性期医療協会 慢性期医療認定病院(認定第00016号)
施設認定
・日本認知症学会教育施設(施設第512号)
第1病棟(地域包括ケア病棟)
病床数:51床 基準:地域包括ケア病棟
在宅や法人内施設で生活されている方の肺炎や、尿路感染症などの内科治療を集中的に行う病棟です。また急性期病院からの紹介入院を受け、治療やリハビリの継続を行い、より適切な生活の場の検討も行っています。
目標
- 安心して安全な医療を受けることができる環境づくりに努めます。医療の安全、感染対策に充分、注意します。患者さんとの心のふれあいを通し、安心して入院ができるように援助します。
- 療養者、御家族の声に耳を傾け誠意ある対応に務めます。
- 私たちは地域の医療機関と連携し、適切な医療を受けられるように援助します。
- チーム医療のもと、療養者の生活の質の向上を目指します。医師、看護、介護、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーとの連携、協力のもと療養者の生活の質の向上を目指します。

看護・介護 配置
1病棟では、1日に9人以上の看護職員(看護師、准看護師)と 2人以上の介護職員が勤務しています。なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
- 朝9時~夕方17時まで、 看護・介護職員1人当たりの受持ち数は4人以内です。
- 夕方17時~深夜1時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は13人以内です。
- 深夜1時~朝9時まで、 看護・介護職員1人当たりの受持ち数は13人以内です。
リハビリテーション
リハビリスタッフの配置
理学療法士:4名
作業療法士:1名
言語聴覚士:2名
理学療法・作業療法
疾病の治療後、歩行や日常生活動作の向上を目指したリハビリを行ってます。自宅退院に向けて、その方の身体機能や身体能力に合わせた環境調整を行っています。また、疾病後、早期から車椅子へ乗車し、廃用の予防や現状の身体機能の維持、認知機能の維持を目的としたリハビリテーションを提供しています。
言語聴覚療法・摂食機能療法
言葉が出にくい、はっきり話しにくいなどのコミュニケーションに障害のある方、また、食事や飲み込みに障害のある方に対するリハビリを行っています。必要時は嚥下造影検査(VF検査)を実施しており、検査目的での入院も受け入れています。
呼吸リハビリテーション

運動や活動などでの呼吸苦の軽減を目的とした呼吸法、日常生活動作の中での息切れが軽減できるように補助具の選定や生活動作指導を行っています。肺炎などの疾病後、早期からリハビリを開始して身体機能の維持や向上を図ります。また、入院患者さまだけでなく、呼吸器疾患をもちながら自宅で生活されている方を対象とした『呼吸器教室』を開催しています。
がんのリハビリテーション
がんに対する治療後の体力、筋力、歩行能力、日常生活動作能力、生活の質(QOL)などの維持、向上を目的にリハビリテーションを行います。がん終末期のリハビリテーションでは、痛みの緩和を目的としたマッサージなども行っています。また、最後までその人らしい生活を送って頂けるよう、ご本人やご家族さまの希望に応じて、ご自宅や想い出の場所等への外出・外泊の支援や自宅での看取りを希望される場合は、私たちスタッフが多職種チームで支援しています。
第2病棟(認知症治療病棟)
病床数:34床 基準:認知症治療病棟
認知症の症状のために、自宅や他の施設での療養が困難な方へ精神科治療や周辺症状を緩和できるような支援をこの病棟で行います。精神科作業療法を中心とする精神科リハビリテーションも行います。
目標
『笑顔とあいさつ 統一したケア』
- コミュニケーションをとり、傾聴の態度で信頼関係を築く。
- その人の生活歴を知った上で受け止め、尊重し共に生活していく。
- 家庭的で穏やかなかつ安全な環境作りをする。
- 家族と共に和気あいあいとした明るく、楽しい生活を送る。
- 気づきの感性を磨き、秘めたる能力を引き出す。
- 表情やしぐさから状態を把握し、身体管理を行う。
- お互いの個性を認め合い楽しい職場作りをする。

看護・介護 配置
2病棟では、1日に8人以上の看護職員(看護師、准看護師)と6人以上の介護職員が勤務しています。なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
- 朝9時~夕方17時まで、 看護・介護職員1人当たりの受持ち数は5人以内です。
- 夕方17時~深夜1時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は12人以内です。
- 深夜1時~朝9時まで、 看護・介護職員1人当たりの受持ち数は12人以内です。
リハビリテーション
2病棟(認知症治療病棟)では、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、公認心理師、といったリハビリスタッフが、療養者一人一人に合ったリハビリテーションを行なっております。
1:生活機能回復訓練
医師の診察・処方箋に基づき、作業療法士・精神保健福祉士・看護師・介護職により行ないます。
移動(歩行)・座位・食事・排泄・入浴など、日常生活の機能回復・維持を目的としています。
2:精神科作業療法
医師の診察・処方箋に基づき、作業療法士により行ないます。
活動性の向上・不安感の軽減・生活リズムの改善・攻撃性の発散・認知症進行の予防などを目的として、さまざまな活動を集団で行なっています。
3:認知症患者リハビリテーション料
医師の診察・指示の元で、在宅復帰に向けた生活機能の改善を目的に、記憶の訓練と日常生活動作訓練を組み合わせた内容のリハビリテーションを提供致します。又必要に応じ言語訓練も行います。
4:回想療法

自由な会話の中で、かつてその療養者が輝いていた頃を思い出し、現在の認知症症状を軽減し、笑顔のある明るい日々を送っていただくことを目的としています。
5:摂食機能療法
医師による診察・指示の元で、嚥下障害のある療養者に対し言語聴覚士又は看護師が関わります。
必要時には嚥下造影検査を行い、療養者に合った嚥下訓練、又は適切なトロミや食事の調整及び食べ方を指導します。
第3病棟(特殊疾患療養病棟1)
病床数:54床 基準:特殊疾患療養病棟1
神経難病・脳血管障害・慢性心疾患・慢性肺疾患などのため、高度の意識障害や重度の身体障害の状態にあり、長期的な入院医療および濃厚な看護とケアが必要な方のための病棟です。
目標
安らかな療養環境を整える
個別化された納得の医療を提供する

看護・介護 配置
3病棟では、1日に10人以上の看護職員(看護師、准看護師)と10人以上の介護職員が勤務しています。なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
- 朝9時~夕方17時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は5人以内です。
- 夕方17時~深夜1時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は14人以内です。
- 夕方17時~深夜1時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は14人以内です。
リハビリテーション
- 身体機能の評価と、療養環境の評価を定期的に行い、安全・安楽な環境調整を病棟スタッフと協力して行っています。
- 病棟での活動として車椅子離床の実施、屋外活動として散歩や外出等の支援を行っています。
理学療法士・作業療法士が半日勤務しています。
第5病棟(特殊疾患療養病棟2)
病床数:60床 基準:特殊疾患療養病棟2
何らかの精神疾患や重度の身体障害の状態にあり、長期的な入院医療および濃厚な看護とケアが必要な方のための病棟です。
目標
精神と身体疾患を合併している療養者が”その人らしく生きる”ことができるように支援する。
- 御家族とのふれあう時間を大切にする。
- 療養者の個別性を重要視し柔軟に対応する。
- ターミナル期にある療養者へ安らかな時間を提供する。
- 老いていく人たちの尊厳を支えるケアを提供する。

看護・介護 配置
5病棟では、1日に10人以上の看護職員(看護師、准看護師)と10人以上の介護職員が勤務しています。なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
- 朝9時~夕方17時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は5人以内です。
- 夕方17時~深夜1時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は15人以内です。
- 深夜1時~朝9時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は15人以内です。
レクリエーション
・お誕生会 ・かりゆし会 ・外出支援や遠足 ・家族会 など
リハビリテーション
- 身体機能の評価と、療養環境の評価を定期的に行い、安全・安楽な環境調整を病棟スタッフと協力して行っています。
- 家族さまで出来るリハビリの指導(マッサージや関節を動かす方法 等)を希望に応じて行っています。
理学療法士・作業療法士が半日勤務しています。
第6病棟(回復期リハビリ病棟)
病床数:36床 基準:回復期リハビリ病棟
日常生活を営む上での基本的な動作の向上と家庭復帰を目的としたリハビリテーション計画を医療チームで作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行う病棟です。脳血管疾患、大腿骨頚部骨折後、下肢又は骨盤などの骨折後、外科手術又は肺炎などの治療時の安静により、著しく日常生活動作が低下した方などが対象で、いずれの症状も発症もしくは手術後、2~3ヶ月以内の方が対象とされる病棟です。
目標
- 社会資源を活用し地域社会との連携を図ります。
- 日常生活を向上させ、自宅復帰を目指します。
- 有意義な人生を送れるようサポートします。
職員配置
看護・介護職の配置
6病棟では、1日に8人以上の看護職員(看護師、准看護師)と8人以上の介護職員が勤務しています。なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。
- 朝9時~夕方17時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は4人以内です。
- 夕方17時~深夜1時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は9人以内です。
- 深夜1時~朝9時まで、看護・介護職員1人当たりの受持ち数は12人以内です。
リハビリ職の配置
365日休日も切れ目のないリハビリを提供します。そのために理学療法士と作業療法士26名配置 言語聴覚士2名配置しています。
入院中は一日に3時間ほどの訓練を、身体に負担のないようにご相談しながら行います。
認知症デイケア(重度認知症デイケア)とは?
家庭での生活を基本とし、日中にいろいろな活動を行い交流を通して心と体のリハビリテーションを行います。また家庭での介護負担や不安を軽くするために服薬調整や環境調整などをおこない、認知症ケアの専門的援助を行います。
どのような人が利用できるの?
在宅で生活されており、不眠や徘徊などの症状がみられる方で認知症と診断された方となっています。なお事前に専門医の診察が必要となります。
認知症デイケア利用方法は?
- 認知症外来受診(認知症外来は予約制です。北中城若松病院外来へ電話予約してください。)
- 認知症と診断されたらデイケア見学
ご本人とご家族の方にデイケアの様子を見ていただきます。
またご家族様にはスタッフよりデイケアの説明があります。 - デイケアあしゃぎ利用
利用日時
月曜日~金曜日(土・日・祝日及び年末年始を除く)
利用時間 10時30分~16時30分を標準として、送迎時間を含め6時間以上のケアを行います。
※送迎範囲は北中城村・中城村全域、(沖縄市、宜野湾市、北谷町)一部となっています。基本的に片道30分程度の距離を送迎範囲と定めていますが、地域によっては要相談となります。
費用は?
障がい者自立支援法により、医療保険が適用され現在は公費負担制度が利用できます。
(自立支援申請書が必要となります。)
どんな事をやっているの?
午前中はバイタルサイン測定を中心とし、来所後はお茶を飲みながら活動へ参加したり、のんびりと過ごされています。午後は茶話会・ビデオ鑑賞・カラオケ大会・散歩・レクリエーション・パズル・ぬり絵・計算・書写・陶芸・調理・園芸活動などを通し脳の活性化を図ります。また第1水曜日と、第3木曜日の13:30~15:30の2時間は臨床美術を取り入れています。作品は随時院内に展示しており、地域の美術展等へも参加して展示しています。デイケア内では、車椅子の方も歩行をする機会を作って少しでも歩行が継続できる様に取り組んでいます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
午前の プログラム |
茶話会 | 回想法 | 茶話会 | 回想法 | かりゆし会 |
午後の プログラム |
ビデオ鑑賞 /その他 |
園芸 /その他 |
(第1) 臨床美術 /その他 |
(第3) 臨床美術 /その他 |
カラオケ /その他 |

その他、食事、水分摂取の工夫・福祉用具、環境調整(デイ内・自宅環境)・介助方法の相談・服薬調整中の状体観察などを各職種が連携しながら対応しています。
- 回想法とは、心理士が昔のことを語り合う場を設定し、沖縄の昔ながらの暮らしや歌、年中行事などの豊富な話題をとりいれて、利用者同士で語り合っていただくことで心の安定や仲間との心地よい関係作りを目指します。
- かりゆし会とは、利用者様の心の安らぎを目的とし病院で勤務している牧師による讃美歌や、聖書のお話などを交えて穏やかに過ごしていただけるような歌の会となっています。
- 毎月第2土曜日の午前中、あしゃぎホール内にて認知症カフェを開催しています。
- 年3回(3月、7月、11月)あしゃぎ利用者様のご家族様の精神的不安が少しでも軽くなるよう家族会を開催しています。
- デイケアでは、デイケア内の生活すべての活動をリハビリテーションと捉え援助していきます。
- 第4月曜日は散髪サービスを行っています
(カット1,440円 カラー+カット3,290円 パーマ+カット3,290円)
どんなスタッフがいるの?
・医師 ・看護師 ・作業療法士 ・介護福祉士 ・心理士 ・相談員
※内科医と精神保健指定医が連携をとりながら密に関わります。
利用するための連絡先はどこ?
北中城若松病院 代表番号:098-935-2277 デイケアあしゃぎ 相談員まで
我々若松病院医局は、日々理想の慢性期医療システムの構築を目指しています。
医局の基本方針
- 医療チームのコーディネーターとして、療養者を取り巻く人々間の強調を図ります。
- 知識や技術を同僚やスタッフに還元し、チームの総合力を高めます。
- たえず研鑽し、常に知識の更新を行います。
- 独善を戒め、互いに学び合います。
- 慢性期医療における理想の医師の役割を模索します。
医師紹介
涌波 淳子(理事長)
専門科(分野)
老年科
認定医・専門医・指導医等
沖縄県認知症サポート医、精神保健指定医
一言メッセージ
高齢者医療は、どんどん進化してきています。1人の力ではできない事も、多くの方々の協力によって、より良い医療、より良い介護、そして「老いても、障がいを負っても、その人らしく幸せな時」をすごせるように一緒に頑張っていきたいと思います。
當銘 正彦(名誉院長)
専門科(分野)
内科
認定医・専門医・指導医等
日本内科学会 認定医
一言メッセージ
公正、公平な医療の実践を目指す。
喜屋武 幸男(院長)
専門科(分野)
呼吸器内科
認定医・専門医・指導医等
日本内科学会 総合専門医 指導医、日本呼吸器学会 専門医 指導医
一言メッセージ
2020 年から北中城若松病院で勤務致しております。それまでは県立病院や那覇市立病院で勤務致しておりました。当院の医療理念にのっとり、患者さんやご家族からの感謝の言葉を何よりの励みとして、ご高齢の患者さんの多彩な疾病に伴う苦痛を和らげ、またそのご家族の心の痛みに寄り添う医療を目指しております。
山入端 浩之(地域医療包括ケアセンター長)
専門科(分野)
家庭医療科
認定医・専門医・指導医等
家庭医療専門医
一言メッセージ
家庭医療という分野はまだあまり知られていませんが、患者さんの疾患だけでなく心理面や社会背景なども重視する診療科です。アガペ会に入職し多くの療養者と接することでその重要性を再認識しています。人はそれぞれに生きてきた人生があり、その人らしさを基礎としたその人の健康のために何ができるのか、日々模索しています。また、それをご本人・ご家族と一緒に探していければと考えています。
久志 助光(医局長)
専門科(分野)
内科
新城 かずさ(副医局長)
専門科(分野)
内科、神経内科
認定医・専門医・指導医等
内科認定医(神経内科専門医、内科専門医、受験中…)
一言メッセージ
理念と基本方針が生かされた病院だと思います。
何かをしようとした時に、自分以上に気持ちを込めて動いてくれるスタッフが多くて本当に助けられます。
今まで大学病院でしたくても出来なかった「その人と家族に最後まで寄り添う医療」が出来る所です。
よりよい『看取り』の形、よりご本人とご家族と医療者皆がハッピーになれる『終末期医療』の在りかたを仲間たちと共に日々模索・実践しています。自分や自分の両親が年老いた時に、最後はアガペ会で迎えたいなぁ…と思え、ここで働ける事を幸せに思える職場です。
玉城 哲
専門科(分野)
内科・外科・消化器外科
認定医・専門医・指導医等
外科認定医、消化器外科認定医、産業医、診療情報管理士
一言メッセージ
人は年を重ねると色々な病気を患ってしまいます。特に認知症の合併は、今後増加していくと思われます。その方々に対して各々の状況に応じ、様々な病院・施設・機関などと連携し、家族や社会状況を考慮して、より良い生活(老後)を過ごしていただくために、リハビリや医療の提供を進めていき、本人/家族が満足し心安らかに終末を迎えられるような医療をめざして研鑚していきたいと考えます。
仲地 えりか
専門科(分野)
内科(呼吸器)
認定医・専門医・指導医等
内科学会認定医
一言メッセージ
とても熱心なスタッフが多い病院だと感じています。
知念 敦子
専門科(分野)
内科
一言メッセージ
子育て中で短時間勤務です。入院療養を穏やかに過ごせるよう、スタッフとともに頑張っていきます。
馬場 眞紀子
専門科(分野)
内科
楠本 悠一郎
専門科(分野)
内科、精神科
認定医・専門医・指導医等
日本内科学会 認定医、精神保健指定医
一言メッセージ
身体的・精神的に、できるだけ、ていねいな医療を心がけています。よろしくお願いいたします。
荒井 邦彦
専門科(分野)
内科
白潟 光男
専門科(分野)
精神科(老年精神医学、発達精神医学、精神科リハビリテーション)
認定医・専門医・指導医等
日本精神神経学会専門医、日本老年精神医学会専門医、SST普及協会認定講師
一言メッセージ
老年精神医学では長年、訪問医療を行ってきました。
その経験からご本人にとってもご家族にとっても、よりよい生活が出来る場を作るお手伝いをさせて頂ければと思っています。
涌波 優
専門科(分野)
総合内科 家庭医療科
認定医・専門医・指導医等
日本内科学会 総合内科専門医・指導医 家庭医療専門医 プライマリ・ケア連合学会認定指導医
一言メッセージ
すこしでも患者さん、ご家族、そして地域がよい方向に動けるようにできうる限り動いていこうとおもいます。
困っていることがあれば相談してください。何かしら力になれるように頑張ります。
田木 聡一
専門科(分野)
総合診療・家庭医療、在宅医療、緩和医療
認定医・専門医・指導医等
日本プライマリケア連合学会 家庭医療専門医 認定指導医、日本在宅医療連合学会 在宅医療専門医
一言メッセージ
生まれは東京ですが、妻が沖縄生まれのウチナームークです。沖縄で働く総合診療医・家庭医を増やすことで、沖縄に住む人が、病気になっても「過ごしたい場所で過ごし方」のできる地域作りに貢献します。
看護部の理念
その技をもって、その心をもって 老いていく人たちを共に支える
看護部の基本方針
その技をもって:私達は安全で責任ある看護・介護サービスを提供できるように積極的に学び、専門的知識、技術の向上に努めます。
その心をもって:私達は療養者の尊厳を支えるケアを提供できるように努めます。
老いていく人たちを共に支えていく:私達はより良いチームケアを目指します。私達はより良い高齢者ケアとは何か常に考え実践します。
感染管理認定看護師

感染管理認定看護師(2021年取得)
沢紙 孝児(1病棟勤務)
Q1.認定看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?
私は、当院の一般病棟で6年間勤務しています。日々の業務の中で患者自身で感染対策が行えない現状があります。職員の感染対策が慢性期病院には必要不可欠な技術です。その中で、感染症の患者様への対応に自信が持てず知識不足を感じ、患者様の早期回復に向けた感染管理を学びたいと思ったからです。
Q2.今後、若松病院でどのような取り組みをしたいですか?
専門性を持って、感染管理に従事したいと考えています。また、他部門の認定看護師との連携を強化し、より専門性のある活動を行いたいと考えています。
Q3.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。
患者さんの笑顔や感動の言葉に日々、やりがいを感じています。患者様からの反応が得られると、とても嬉しく感じたり、誇りが持てる素晴らしい職業です。皆さんと一緒に働ける日を、楽しみにしています。
認知症看護認定看護師

認知症看護認定看護師(2020年取得)
北島奈々(2病棟勤務)
Q1.認定看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?
突然の入院に戸惑う認知症者に対し、自分に
できることがないか考え始めたことが、認定看護
師を目指したきっかけです。
Q2.今後、若松病院でどのような取り組みをしたいですか?
「認知症ケアといえば、若松病院」と周知されることを目標としています。病棟・職員の認知症ケアについての相談にのったり、院内研修の講師をすることで法人内のケアの質向上を目指していきたいです。
Q3.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。
看護職は、医学の発展とともに自身の看護を探求し続けることができる素晴らしい仕事ですよ。
緩和ケア認知看護師

緩和ケア認定看護師(2020年取得)
内間 佐和子(3病棟副主任)
Q1.認定看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?
緩和ケアについて、専門的な知識や技術を学びたいと思ったからです。当病棟は、神経難病などによって重度意識障害のある方が長期で療養する病棟です。その中でケアに迷う事・モヤモヤする事に対し、自分の中で納得のいく答えが出せなかった時に認定コースが県内で開講する機会を知り、挑戦しようと思いました。
Q2.今後、若松病院でどのような取り組みをしたいですか?
病院・施設・地域など、どこにいてもその人らしく生きる事ができるように、またその方に関わる方々にとって、最善となるよう一緒に歩んでいける「チーム若松」を築いていきたいです。
Q3.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。
「やりたい!」と思う気持ちが何より大切です。くじけそうになる時、自分には向いていないと思う時があっても「やりたい」気持ちがあれば、必ず乗り越えられるし、周りの人も助けてくれます。今ある「やりたい!」を大事に頑張ってください。応援しています。
リスクマネジャー

リスクマネジャー
リスクマネジャー課長:嵯峨 牧子
Q1.専従看護師の活動内容はどんなことがありますか?
事故を未然に防ぎ、安全かつ適切で質の高い医療及び介護を提供することを目的に、全部署と連携し現状の把握や手順の見直し、職員教育を推進しています。
Q2.現在、若松病院でどんなことに力を入れて取り組んでいますか?
ヒューマンエラー防止として、指差し呼称の定着に取り組んでいます。
Q3.やりがいを教えてください。
全部署横断的に活動するので、医師・コメディカル・ 事務部・病院全体と関わることで視野が広がり学びの多い立場です。様々な職種から相談を受ける事があり、その職員のモチベーションを高められた時に間接的質向上に繋がりやりがいがあります。
Q4.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。
看護を実践することは安全に行う事が最優先です。多忙さや慣れから安全が軽視されないよう、療養者が安心して医療が受けられる看護を心がけて頑張ってくださいね。
地域連携室看護師

地域連携室看護師
地域連携室室長:安次富 睦子
Q1.専従看護師の活動内容はどんなことがありますか?
病院相談窓口・訪問診療の窓口があります。
急性期病院への情報確認や病院と在宅サービスをつなぐ役割なども行っています。
病院内・外が、連携するためにさまざまな相談を受け対応していますよ。
Q2.現在、若松病院でどんなことに力を入れて取り組んでいますか?
法人内のサービスが適切に活用できるよう、療養者がその人にあった場所で生活ができるように調整すること。また、アガぺ会が地域の中で期待される役割を果たせるように調整すること。
Q3.やりがいを教えてください。
「また若松病院でお世話になりたい」と利用者や家族から感謝されたとき。
人づてに「若松病院はケアが良い!」と言われたときも嬉しいです。
様々な場面で連携がうまくいったときも嬉しい。
Q4.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。
看護師の仕事は大変な事も多いですが、人の役に立つ素晴らしい仕事です。それに、加えて自分自身の人生も豊かにしてくれる仕事だと思います。頑張ってくださいね。
チームで現場を支える
認知症ケアサポートチーム(DST)
チームメンバー:脳神経内科医 精神科医 認知症看護認定看護師 公認心理師 介護福祉士 作業療法士 薬剤師 栄養士 精神保健福祉士
入院中のせん妄、認知症高齢者の BPSD、せん妄や抑うつなどに関する、薬物療法及びケアに関する相談助言・療養者の認知機能低下に関する精査の必要性や、早期治療・ケア、療養環境や認知機能に応じた対応、ケアの検討と提案・認知症医療・ケアに関する研修会企画、情報発信を行っています。
エンド・オブ・ライフケアサポートチーム(EST)
チームメンバー:医師 緩和ケア認定看護師 看護師 介護福祉士 栄養士 薬剤師 リハビリスタッフ MSW チャプレン
このうち数名をケースに合わせて選出します。
最期まで「その人らしく」過ごす事ができるようお手伝いさせて頂いています。
具体的には、ACPの推進や、療養上で生じる様々な葛藤、辛い症状等でお困りの場合に、病棟などに直接足を運び、1ケースずつ一緒に考えています。対象は当法人を利用されている全ての方とそのご家族、ケアに関わるスタッフです。

北中城若松病院のリハビリテーションは、急性期から在宅退院後の維持期にかかわる方々に幅広く展開しおります。
疾患・障害を呈した中でも、ご本人・そのご家族が希望する生活・社会復帰を目指して、
『その人らしい生活』を創るために、全スタッフ一丸となってサポート致します。
リハビリ部 スタッフ
〇理学療法士(PT) 22名
〇作業療法士(OT) 19名
〇言語聴覚士(ST) 5名
〇歯科衛生士(DH) 1名
〇公認心理士(CP) 2名
〇リハ助手 2名
(2022年 3月31日在籍人数)
リハビリテーション室の風景
理学療法士(PT)
身体機能や基本的な動作(起きる・立つ・歩くなど)の機能訓練を担当し、運動療法・物理療法(温熱・電気など)を用いて機能改善を図り、自立した日常生活が送れるようサポートいたします。 また呼吸器疾患に対する専門資格なども取得しております。

作業療法士(OT)
日常生活全般に必要な動作の獲得や、生活の質(QOL)を向上させるため、すべての活動の支援を行っていきます。また退院後の生活環境調整、特に家屋の改造、福祉用具の導入のご相談にも応じています。住環境コーディネーター・福祉用具プランナーも取得しており生活に対する実践的なアドバイスを行います

言語聴覚士(ST)
失語症(言葉が出てこない)、構音障害(上手く話せない)などのコミュニケーション障害や高次脳機能障害、摂食嚥下障害(お水や食事が上手く飲み込めないなどの問題)のある方に対して、評価ならびに訓練を行います。必要時は嚥下造影検査(VF検査)を実施しており、検査目的での入院も受け入れています。

公認心理士(CP)
患者様の認知機能を測定・検討し、担当医師や関係部署と連携して心理的ケアを行います。必要に応じて、ご家族様の心理的サポート、カウンセリングも行いご支援致します。
病棟・デイケアでは、昔のことを語り合う場、沖縄の豊富な刺激材料(琉歌・民謡など)を用いながら、高齢者の情動安定や対人交流の促進を目的とした回想法を行っています。

歯科衛生士(DH)
お口のトラブル(汚染や口臭、粘膜の傷など)への対処や誤嚥性肺炎の予防を目的に「爽やかな口」「健やかな口作り」をサポートしています。
コ・メディカル部 理念
手と心、チームの力で療養者の今日と明日と未来を与える
薬剤課
薬剤課の目標
療養者のニーズに応じた安全、安心な医療を提供できるように知識と技術の向上に努め、療養者・ご家族およびスタッフに信頼される薬剤課をめざします。
薬剤課業務
「病院薬剤師業務の魅力はな~に?」。それは「チーム医療の一員として参加できること」の一言につきると思います。当院薬剤部のチーム医療への参画は、病棟活動(カンファレンス)、NST・ICT・薬事委員会への参加、薬剤管理指導、与薬カートへのセット、医薬品安全管理、持参薬鑑別、DI情報の提供、厚生労働省への副作用報告などを行っています。
放射線課
放射線課の目標
- 安全で、療養者に優しい撮影が出来るように努力します。
- 少ない負担で、情報量の多い画像診断を目指します。
検査課
検査課の目標
療養者に役立つ検査データを正確に・迅速に提供するために知識と技術・検査精度の質の向上をめざします。

栄養課
栄養課の目標
「おいしく、安全な食事提供で療養者の身体と笑顔を支えていきます」
各病棟へ管理栄養士を配置し、担当管理栄養士が多職種と連携を取りながら、食欲不振の患者様をはじめ、全患者様に対し、ほぼ個別対応で一人ひとりにあったお食事を提供していくように心がけています。
これからも一人でも多くの患者様に笑顔あふれるお食事を提供出来るように努めていきます。
医療福祉相談課
入院のご相談
患者様の状態やその他の必要事項を確認しながら、調整させていただきますので、前もって、お電話で医療福祉相談課に面談の予約をお願い致します。
入院中のご相談
当院では、計6名の医療ソーシャルワーカーが各病棟を担当しております。
療養生活の中で感じる疑問点やお困りの事がありましたら、遠慮なく、ご相談ください。
担当ソーシャルワーカーがお話を伺わせていただきます。
その他
このような時には、是非お声をかけてください。
- 入院中必要な医療保険制度や介護保険制度について知りたい。
- 主治医から病状の説明を聞きたい。
- 入所できる介護施設について知りたい。
- 自宅退院後利用できる介護保険サービスについて知りたい。
- 入院・入所費についての相談。
事務部
事務部 理念
私達は、病院の理念に基づき 常に快適な環境づくりに努め
病院の健全な経営に寄与するよう行動する。
総務課の目標
- 組織及び部署間の円滑な連携・運営を考えて行動します
- 組織力の向上を踏まえた効率の良い業務改善を目指します
- 知識を知恵に変え、事務職のプロを目指し病院運営に寄与します
総務係は、法人内のすべての部署と関わりをもつ部署で、施設全体・関係スタッフの業務がスムーズに行えるように “縁の下の力持ち”として官公庁への届出や各種庶務業務など幅広い業務を担当しています。より良い医療の提供、そして安心かつ働きがいのある職場環境づくりにつながるよう、関係部署の潤滑油となるよう心がけています。
管財課の目標
- より良い環境作りとは「何か」を考え業務を行う
- コスト意識を持ち、経費削減が出来る提案をする
- 業務の安全確認を確実に行う
経理課の目標
公共性・透明性・開示性に耐えうる経営管理機能を高めることで病院経営の安定化へ寄与します。
経理課は現在4名のスタッフで構成され、日々の会計処理や職員の給与計算、ならびに予算の作成・管理、経理資料の作成などを行っています。
会計情報を収集・分析・伝達し経営管理者へ伝えることで、安定した病院経営を運営できるよう日々業務に取り組んでいます。
医事課の目標
- 笑顔であいさつ、安心のできる接遇を行います
- 正確かつ迅速な算定を行います
情報管理室の目標
- 必要な情報を共有できるシステムづくりを目指します
- 情報セキュリティと安全な環境づくりに努めます
- 医療情報を活用した運営と経営支援に努めます
情報管理室は、法人内の各事業所へIT機器の設置・メンテナンス、システムのサポートを行っています。安心・安全な医療介護が継続できるよう、情報セキュリティ・環境整備等安全を重視しつつ、情報の共有化や効率化にも取り組んでいます。
交通・アクセスについて
沖縄県北中城村字大城311
TEL 098-935-2277
FAX 098-935-2272
病棟の窓からは、今では世界遺産となった中城城址の勇壮な城壁が間近に見渡せます。115床の精神科病棟から出発した当院ですが、現在では235床(許可病床249床)を擁する中堅の回復期~慢性期を支える病院として、中部地区の医療を担っています。外来診療から入院治療まで、認知症老人の包括的な診療が当院の看板ですが、加えて急性期病院からバトンを受け取る地域包括ケア病棟と回復リハビリテーション病棟、そして寝たきりとなった神経難病や精神科疾患の終末期医療にも積極的に取り組んでいます。