看護部の紹介

看護部の理念

その技をもって、その心をもって 老いていく人たちを共に支える

 

看護部の基本方針

その技をもって:私達は安全で責任ある看護・介護サービスを提供できるように積極的に学び、専門的知識、技術の向上に努めます。

その心をもって:私達は療養者の尊厳を支えるケアを提供できるように努めます。

老いていく人たちを共に支えていく:私達はより良いチームケアを目指します。私達はより良い高齢者ケアとは何か常に考え実践します。

 

専門性を生かし活躍する看護師たち

感染管理認定看護師

 

 

感染管理認定看護師(2021年取得)
沢紙 孝児(1病棟勤務)

Q1.認定看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?

私は、当院の一般病棟で6年間勤務しています。日々の業務の中で患者自身で感染対策が行えない現状があります。職員の感染対策が慢性期病院には必要不可欠な技術です。その中で、感染症の患者様への対応に自信が持てず知識不足を感じ、患者様の早期回復に向けた感染管理を学びたいと思ったからです。

Q2.今後、若松病院でどのような取り組みをしたいですか?

専門性を持って、感染管理に従事したいと考えています。また、他部門の認定看護師との連携を強化し、より専門性のある活動を行いたいと考えています。

Q3.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。

患者さんの笑顔や感動の言葉に日々、やりがいを感じています。患者様からの反応が得られると、とても嬉しく感じたり、誇りが持てる素晴らしい職業です。皆さんと一緒に働ける日を、楽しみにしています。

 

認知症看護認定看護師

認知症看護認定看護師(2020年取得)
北島奈々(2病棟勤務)

Q1.認定看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?

突然の入院に戸惑う認知症者に対し、自分に
できることがないか考え始めたことが、認定看護
師を目指したきっかけです。

Q2.今後、若松病院でどのような取り組みをしたいですか?

「認知症ケアといえば、若松病院」と周知されることを目標としています。病棟・職員の認知症ケアについての相談にのったり、院内研修の講師をすることで法人内のケアの質向上を目指していきたいです。

Q3.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。

看護職は、医学の発展とともに自身の看護を探求し続けることができる素晴らしい仕事ですよ。

 

緩和ケア認知看護師

緩和ケア認定看護師(2020年取得)
内間 佐和子(3病棟副主任)

Q1.認定看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?

緩和ケアについて、専門的な知識や技術を学びたいと思ったからです。当病棟は、神経難病などによって重度意識障害のある方が長期で療養する病棟です。その中でケアに迷う事・モヤモヤする事に対し、自分の中で納得のいく答えが出せなかった時に認定コースが県内で開講する機会を知り、挑戦しようと思いました。

Q2.今後、若松病院でどのような取り組みをしたいですか?

病院・施設・地域など、どこにいてもその人らしく生きる事ができるように、またその方に関わる方々にとって、最善となるよう一緒に歩んでいける「チーム若松」を築いていきたいです。

Q3.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。

「やりたい!」と思う気持ちが何より大切です。くじけそうになる時、自分には向いていないと思う時があっても「やりたい」気持ちがあれば、必ず乗り越えられるし、周りの人も助けてくれます。今ある「やりたい!」を大事に頑張ってください。応援しています。

リスクマネジャー

リスクマネジャー
リスクマネジャー課長:嵯峨 牧子

Q1.専従看護師の活動内容はどんなことがありますか?

事故を未然に防ぎ、安全かつ適切で質の高い医療及び介護を提供することを目的に、全部署と連携し現状の把握や手順の見直し、職員教育を推進しています。

Q2.現在、若松病院でどんなことに力を入れて取り組んでいますか?

ヒューマンエラー防止として、指差し呼称の定着に取り組んでいます。

Q3.やりがいを教えてください。

全部署横断的に活動するので、医師・コメディカル・ 事務部・病院全体と関わることで視野が広がり学びの多い立場です。様々な職種から相談を受ける事があり、その職員のモチベーションを高められた時に間接的質向上に繋がりやりがいがあります。

Q4.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。

看護を実践することは安全に行う事が最優先です。多忙さや慣れから安全が軽視されないよう、療養者が安心して医療が受けられる看護を心がけて頑張ってくださいね。

 

 

地域連携室看護師

地域連携室看護師
地域連携室室長:安次富 睦子

Q1.専従看護師の活動内容はどんなことがありますか?

病院相談窓口・訪問診療の窓口があります。
急性期病院への情報確認や病院と在宅サービスをつなぐ役割なども行っています。
病院内・外が、連携するためにさまざまな相談を受け対応していますよ。

Q2.現在、若松病院でどんなことに力を入れて取り組んでいますか?

法人内のサービスが適切に活用できるよう、療養者がその人にあった場所で生活ができるように調整すること。また、アガぺ会が地域の中で期待される役割を果たせるように調整すること。

Q3.やりがいを教えてください。

「また若松病院でお世話になりたい」と利用者や家族から感謝されたとき。
人づてに「若松病院はケアが良い!」と言われたときも嬉しいです。
様々な場面で連携がうまくいったときも嬉しい。

Q4.看護師を目指している学生の皆さんへメッセージをお願いします。

看護師の仕事は大変な事も多いですが、人の役に立つ素晴らしい仕事です。それに、加えて自分自身の人生も豊かにしてくれる仕事だと思います。頑張ってくださいね。

チームで現場を支える

認知症ケアサポートチーム(DST)

チームメンバー:脳神経内科医 精神科医 認知症看護認定看護師 公認心理師 介護福祉士 作業療法士 薬剤師 栄養士 精神保健福祉士

入院中のせん妄、認知症高齢者の BPSD、せん妄や抑うつなどに関する、薬物療法及びケアに関する相談助言・療養者の認知機能低下に関する精査の必要性や、早期治療・ケア、療養環境や認知機能に応じた対応、ケアの検討と提案・認知症医療・ケアに関する研修会企画、情報発信を行っています。

 

エンド・オブ・ライフケアサポートチーム(EST)

チームメンバー:医師 緩和ケア認定看護師 看護師 介護福祉士 栄養士 薬剤師 リハビリスタッフ MSW チャプレン
このうち数名をケースに合わせて選出します。

最期まで「その人らしく」過ごす事ができるようお手伝いさせて頂いています。

具体的には、ACPの推進や、療養上で生じる様々な葛藤、辛い症状等でお困りの場合に、病棟などに直接足を運び、1ケースずつ一緒に考えています。対象は当法人を利用されている全ての方とそのご家族、ケアに関わるスタッフです。