「隣人を愛するものとして」

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「隣人を愛するものとして」

チャプレン室 泉川 良道

 

「自分を愛するように、隣人を愛しなさい」マタイによる福音書22章39節

 

聖書のことばはいのちのためのことばです。

ですから自分のためなら受け入れやすいものも多いです。

 

「自分を愛するように、隣人を愛しなさい」も

自分を愛しなさい」の部分はそうではないでしょうか。

 

神は人を価値ある尊い存在として創造されたので

本能的に自分自身のいのちを大事にするように出来ているのです。

だから自分のことを愛するのは自然なこと。

 

でも自分を満たし喜びたいと思っても自分だけでは無理なこともあります。

その不満や怒りを制御できない場合はどうでしょう。

争いに発展することも多いように思います。

 

しかし感謝なことに他の動物とは違い、神が心を持たれるように私たちにも心を与えてくださいました。互いに愛し合えるものとして、また神ともコミュニケーションが可能な存在としてくださったのです。

 

神は愛を本質とする方です。ですから私たちも自分のためだけに生きることをせず、他者のためにも喜んで生きられるようにしてくださいました。

 

神が人を、他の人とも同じように痛み、同じように喜びを感じるようにしてくださったことも、大切な尊いいのちとしてお互いに愛し合い、助け合えるようにするためなのだなと思わされます。

 

私たちは特別な存在です。

自分自身を、そして隣人を、大事に愛したいものです。