こころのサプリメント

「神様にとって必要な存在」

チャプレン室 長濱 カンナ

 
子どもにも大人にも愛読されている『3本の木』
この有名な絵本 ご存知ですか?
なぜ これほど読まれている絵本なのでしょう?
 
思う通りにはいかない現実の中で
私は この絵本からたくさん励まされました
分かりやすく 共感が得られるその内容は
励ましを必要としている人々の心に届くのではないかと思います
 
3本の木は それぞれにゆめを描きます
でも なかなか 自分の思い通りにはいきません
単調な毎日に 彼らは 自分が抱いていたゆめを
いつの間にか忘れてしまうほど
長い年月が経ちました
 
そのような彼らに ある日 突然 転機が訪れます
それぞれが 地味で目立たない役割をして過ごしていましたが、
神様から重要な役割を与えられ それを担うことになったのです
その働きを全うして 彼らは思いました
“ 自分の思い描いていた姿にはなれなかったけど
自分の思いを遥かに超えた姿に変えられた“ ということを
それを機会に 3本の木は自分の価値を見出すことができたのです
 
神様は 私たちに忍耐することや謙虚な者になれるよう訓練し
本当の価値ある者とは何かを教えて下さいます
「何の価値のないダメな自分」と思っていたのに
神様は 自分を必要とし「あなたは価値のある存在なのだ!」
そのメッセージが心に伝わってきて この本を読んで励まされるのです
 
ゆめを失ってしまうことは 自分の思いが強ければ強いほど
「価値あるものとして認められなかった」とがっかりし
「自分は何一つ取り柄のないダメな人間だ」と無力感に陥り
心くじかれることがあります
 
誰にも認められず… 希望ももてず…
何を目的に生きたらよいのかわからない状態というのは
心満たされず悶々とさせます
でも 自分の価値というのは賞賛や脚光を浴びること
また 一番になることで決まるものではありません
生きる意味や目的も そこにはありません
 
自分そのものが価値ある存在だと知ること
それが大切なことではないでしょうか
そして 聖書は教えています
神様が私たち一人ひとりに与えられている重要な役割と目的があることを

それを知った時 そこから すべてが新しく始まるのです
 
わたしの目には、あなたは高価で尊い 
イザヤ43:4
 
まだ読んだことのない方へ
詳細の内容については、ぜひ、手に取って読んでいただきたいと思います
『3本の木』 アンジェラ・エルウェル・ハント作 津久井正美訳