こころのサプリメント

「言葉を選ぶ」

チャプレン室 田中 歩美

 
この世界ではさまざまな言葉で満ち溢れています。人と人とが関われば、必ず言葉が出てきます。私たちは言葉に囲まれ、言葉を使って生きている者です。
今はテレビやインターネットの普及もあり、ますますたくさんの言葉が溢れています。
私たちはこのような大量の言葉から、自分にとって大事な言葉を取捨選択していきます。
中でも、親の言葉は、大切にされてきた方も多いのではないでしょうか。
親は子どものためを思い、子どもが幸せに生きることができるように、多くの言葉を教えてくれます。
神様も一緒です。
神様も、私たちが人生の中にあって、さまざまな苦しみや困難に押しつぶされないように、多くのことばを与えてくれています。それが聖書です。
 
聖書の中で、イエス様が、「幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです。」(ルカの福音書11章28節)と言われました。
神様は私たちが幸せに生きることができるようにことばを与えられました。
イエス様は神様の御子として、神様のことばを聞き、守ってこられました。
そして多くの方々の苦しみを癒し、問題を解決し、一人一人が幸せに生きる者となるように導いていかれたのです。
 
ある方は、赦しなさいという聖書のことばを聞き、家を出て行った夫を赦し、待ち続けました。そして、謝罪して帰ってきた夫を迎え入れ、夫婦の絆を回復させた方もいます。
またある方は、愛しなさいという聖書のことばを聞き、不登校になって言葉も交わさない子どもを愛し続けました。やがて、子どもが元気になり、親子一緒に外国へ旅行するようになった方もいます。
神様のことばは、私たちの失われた関係を回復させてくださる力があります。