こころのサプリメント

「子どもを大切にされる神様」

チャプレン室 田中 歩美

 
5月は5月5日の子どもの日、沖縄でもあちこちで鯉のぼりが飾られています。
当法人でも鯉のぼりが飾られ、学校唱歌「こいのぼり」や「背くらべ」が歌われました。
ご自身の子ども時代を懐かしく思い出される療養者様もいらっしゃいますし、お子さんやお孫さんたちのために鯉のぼりを飾ったという方や、ご家族でお出掛けしたという方もいらっしゃいます。
 
沖縄は日本一出生率の高い県です。
沖縄のことわざに「銭(じん)とぅ笑(わらー)らん、子(くゎ)とぅどぅ笑(わらー)りる」という言葉があります。
銭とは笑えないが子どもとは笑って暮らせる、という意味があり、子どもを大切にする思いが伝わってきます。
家族の絆は、聖書にも出てきます。
高齢であったアブラハムとサラは、一人息子イサクの誕生を喜びました。イサクとは笑うという意味があり、まさにアブラハムとサラはイサクの成長を見て喜び笑ったのです。
 
療養者様や利用者様が、ご家族やお子さん、お孫さんを大切にされるように、イエス様も子どもを大切にされる方です。
聖書の中で、イエス様が、
「子どものひとりを、わたしの名のゆえに受け入れる者は、わたしを受け入れるのです。」(マタイの福音書18章5節)
とおっしゃいました。
イエス様も子どもを自分のことのように大切にされていました。
ですから、子ども一人一人を大切にする人、受け入れる人は、イエス様ご自身を受け入れることになると言われたのです。
 
私たちは誰もが子ども時代を経験して大人へと成長していきます。
子どもは一人では生きられません。親、兄弟、祖父母、親戚、地域の方々、多くの方々の愛によって支えられ、守られ、成長していきます。
そして神様も、大きな愛で子どもたちを守り、支え、導いてくださいます。