認知症カフェだより

平成30年11月10日(土) 10時~12時 来場者9名

(講座))「脳いきき脳活」 講師 作業療法士 天願 ゆきみ
 
定刻の10 時より今回の講師である作業療法士より、脳を鍛える、脳トレと良く聞きますがどういったものかわかりますか?といった一言から始まった。実際に参加された方はたしかに良く聞くけど本当の意味はわからないかもしれないといった声が多く聞かれた。
脳にいい事は7 時間の程度の睡眠・適度な運動・バランスの良い食事(腹7 分目がよい)などがあげらる。悪いことには買い物時の会計でカードやお財布携帯などで支払う・動くのが面倒・引きこもりなどがあり、特に買い物時の会計では出来る限り、小銭までしっかり数え支払うことが脳にとっては良いことだと話された。また脳に関する物質については、ドーパミンは褒めることで増やすことでき、様々な効果がでてくる、やる気・集中力・学習効果などがあげられる。
セロトニンが増えると、幸福感・満足感をもたらし、セロトニンが神経系の働きが悪くなるとキレる・うつといった症状がでやすくなると言われている。オキシトシンは癒やしのホルモンと言われ、その効果は色々と多数あり、その方法も普段の生活の中でできることで、ふれあう・スキンシップ・ハグなどがありそれを行う事で脳や心が癒やされ、幸せな気分になる。バランスの良い食事を摂る事も大事であるが、水分摂取もとても大事で、体重20kgに対し1 リットルの水分摂取が必要とされている。しかしそれを急に摂取する事は難しいので、徐々に自分の飲む量を考えながら摂取していくことが大切と話される。
次は運動で脳の活性化について、脳活効果を高める5 か条として・意識しながらやる・簡単なことから始める・うまくできたら自分に拍手する・人に教える・継続するといったことを頭に置きながら脳活をする事、また運動習慣をつけていくこと、最初から長い時間を行うと続かないのでまずは自分のできる時間(10~15 分)から行い、それから少しずつ時間を増やしていき、それを継続していくことがとても大事である。
通所系で行える様々な活動を紹介していた中で、よく行われている、塗り絵・読み書き・計算などはとても脳によいとされ、前頭葉を含め側頭葉、後頭葉が活性化することで脳全体が活発に働くのでとてもよいとされる。塗り絵では、色鉛筆など多くの色がある方が色を塗る際の選択肢が増え、脳が働くことができるので、本数は12~24 色程度が好ましいとされる。(できるのであればたくさんの色が合った方がなおよい)
読み書きや計算は、最初は簡単なことから始めることが大事であり、それは難しい事を行っている時よりも、簡単な事をしっかりと考えて行う事が脳は活性化しているからである。また本を読むときには声に出して読んだ方がよりよいので、子供の宿題の音読の時にも声を出してよんでもらうと脳が活性化してとてもよいのでぜひ自宅で子供がいる方はぜひ実践してもらいたいと話されていた。

20181110cafe
    
アンケート

  • とてもいい話を聞けて良かったです。畑をしていますが1~2 時間は運動もしていきます。ありがとうございます。 女性77歳
  • 今日の学びは自分自身の生活にインパクトを与えて下さり、目がひらかれた想いありがとうございます。 女性69歳
  • 脳の使い方、運動等よくわかる様に教えていただきました。老人だけでなく、子供にも活用できる今後の活動等に活かせていただきます。 女性30代
  • 認知の程度によって教材のレベルを変えていかなければかえって逆効果になるんだと勉強になりました。脳をあせらせず少しずつ刺激を得られると言うことなので今後の仕事に生かしていきたいと想います。 女性53歳
  • どんなことが脳活につながるか理解できました。母と一緒に脳活がんばろうと想いました。 女性50代
  • 「脳活」とよく聞きますがどうして脳にいいのかがわからなかったのですが今回話を聞くことでなぜ、脳にいいのかわかりました。今回から、少なくとも3 ヶ月脳トレがんばります。 女性

 
まとめ
作業療法士の今回の講座では、皆さんが良く耳にする脳活というテーマで行われ、自分の周りの方の高齢者のみに当てはめて考えるのではなく、参加者皆様も自分自身に当てはめて考えてみたら脳活はとても大事な事であると感じていた。食事に気をつけ、継続した運動を無理なく行い、脳を活性化させ常に脳にいい生活を送っていくことが大切な事だと考えたよい勉強会となった。
中城村の地域包括支援センターから3名の方が参加され、中城村でも認知症カフェを開催しているということで、講座修了後に、カフェの運営や参加者への周知方法など色々な話をする機会をもつことができたと喜ばれていた。